お墓のQ&A

もちろん一向にかまいません。昔から古墳や権力者のお墓は生前から計画して建てられました。仏教でも「逆修墓」といって生前に戒名をもらい、お位牌をつくりお墓を建てると、死後いただく戒名や追善供養よりも計り知れないほど大きな功徳があるといわれています。

決してそんなことはありません。一部の公営霊園では姓が違うお墓を同じ墓地内に建てることはできないところもありますが、寺院墓地や民間霊園では、嫁がれた娘さんにお墓の相続を認めてくれることの方が普通です。

墓石は天然の鉱物でできていますので、特にお酒の糖分やアルコールに反応して、墓石の表面が変色したり汚くなったりすることがあります。お酒をかけるのは出来るだけ避けたほうが良いでしょう。また、汚れを落とす時の洗剤は中性のもので、柔らかいスポンジを使用してください。

1. 今お墓のある墓地管理者から「埋葬証明書」を発行してもらう
2. 移転先の墓地管理者から「受入証明書」を発行してもらう
3. 今のお墓のある市町村役場で「改葬許可申請書」を提出して「改葬許可証」をの交付を受ける
4. 最後に移転先の墓地管理者へこれらの書類を提出する
5. お墓を移す前に、閉眼法要を営み、墓石から魂を抜きます
6. 墓石を移転先に移す、あるいは無縁墓石として処分します
7. 移転後、墓石の開眼法要を営みます

後継者のいないお墓は、無縁仏として処分され、遺骨は永代供養墓に合祀されます。

お墓はあの世のことに関わっている未知なる問題ですから、お墓の吉凶をいう墓相家がいても不思議ではありません。南向きが良いとか、北向きは良くないとかいいます。しかし墓相家によっては違う意見を言う人もいて矛盾が生じてきます。
墓相には科学的、統計的な根拠があるわけではありませんから全く気にされる必要はありません。